レッドライトの正面で

 

逆光にうつる彼らは、私の好きなあの姿と似ていて初めてライブで見た日のことを思い出しました。

 

小さい箱

身内感ぷんぷんぷんのアウェイ感

隣には田中

 

今回は田中の好きなバンドが出演していて、いつも私が行きたいライブにお付き合いいただいているものだから久しぶりに田中がぴょんぴょこ跳ねているのをみた気がした。

田中はなんだか楽しい曲でかっこいい歌詞の人たちが好きだよなあと帰り道に思いながら帰ってきた。一方で私はどうだろうか、、かっこいいのだけど根本は少々ひねくれている人たちが多い気がする。どちらかというと根にあるのはネガティブな要素でそこをどう打開していこうかともがいている人たちのお歌ばかり聴いているかもなあと思った。

 

 

あづくんが、音楽にあまり興味ないことをそんなに嫌じゃないと思うのは、今の私がそんなに音楽に執着していないからだなと思うことがしばしばある。昔なら一緒にライブに行けることは割と絶対条件だったのに最近はそんなこともない。でも大学生の頃からの歴史が詰まったプレイリストからムーミンが流れてくるとやっぱり好きな曲似てるよなあって思いながら、二人で口ずさむ。

今日は正直なところ、ライブの内容よりも野球も気になって上の空だった。タイムラインがこの一年ですっかり様変わりしたような。ああ、また話がずれた。あの、正面からバックライトを直視した時に出てくるキラキラをどうにか具現とできないのかと思う。今日は、明日バンドを脱退するメンバーがいて、そんな彼のご両親が観にきていて、彼がここまでバンドをやらせてくれてありがとう!と叫んで、湿っぽい空気にさせないようにと笑かせて来たけれど私はそこから2曲、二年前の八戸のあの夜と重なって泣きそうになった。

 

 

いつまでも甘えた道で生きてたらダメなのかもしれないと、ちょっと現実を突きつけられた。夢を与えるバンドマンが、バンドマンをやめて普通の仕事のために生きるその切り替えの瞬間というものは、何よりも現実的で血なまぐさい。方向性の違いで辞めます。じゃないんだよね。老いた家族のため。新しくできる家族のため。新しい夢のため。バンドマンを辞める。どんなに苦しいことなんだろうなあ。エンドレス